読売新聞より転載2014年11月

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仏像彫刻工房「祥」
春日大社守る獅子と狛犬、制作が大詰め


奈良県生駒市の南都仏師、矢野公祥(こうしょう)さん(67)の工房で、奈良市の春日大社本殿(国宝)に祭られる獅子と狛犬(こまいぬ)の制作が大詰めを迎えている。


春日大社本殿に奉納する狛犬(左)と獅子の制作を進める矢野さん(奈良県生駒市で)=原田拓未撮影

来春以降、同社では20年に1度の大修理「式年造替(ぞうたい)」が本格化する。これに合わせ、本殿にある4対の獅子と狛犬も新しくする。
矢野さんは、1995年に完了した前回の式年造替まで鳥居に使われていたヒノキ材を使い、3年前に制作を開始。すでに3対を奉納した。

制作中の最後の1対は、獅子が高さ34センチ、狛犬が同42センチ。削る作業を終え、金箔(きんぱく)を貼って彩色するといった仕
上げを進めている。矢野さんは「現在祭られている獅子や狛犬に見劣りしないものに仕上がった」と話した。

元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題】
2014年11月20日 23:38:00
仏像彫刻工房「祥」
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